主要7社の基本料金と無料体験
| サービス | 個人プラン(月額) | 初回無料体験 | 配信曲数 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Spotify | 1,080円 | 3ヶ月間(未利用者限定) | 1億曲以上 | 広告つき無料プランあり、DuoやFamilyは無料体験なし |
| YouTube Music | 1,080円 | 1ヶ月(対象者限定) | 1億曲以上(MV・ライブ含む) | 動画と音声の1タップ切替、年額10,800円は自動更新なし |
| Apple Music | 1,180円 | 1ヶ月 | 1億曲以上 | ロスレスと空間オーディオに標準対応、無料プランなし |
| Amazon Music Unlimited | 1,080円(プライム会員)/1,180円(一般) | 30日間 | 1億曲以上 | Ultra HD対応、Echo向けワンデバイスプランは月680円 |
| LINE MUSIC | 980円(LINE STORE)/1,080円(アプリ内課金) | 1ヶ月 | 1億曲以上(MV10万本以上) | LINE着信音設定やスタンプ使い放題、全曲30秒試聴あり |
| AWA | 980円(公式)/1,080円(アプリ決済) | 1ヶ月 | 2億曲以上 | 広告なし月20時間無料枠、生配信のAWAラウンジ機能 |
| 楽天ミュージック | 980円(Web)/780円(楽天会員等) | 1ヶ月(アプリ決済のみ) | 約1億曲 | 再生ミッションで毎日楽天ポイント獲得、月500円ライトあり |
配信曲数はAWAの2億曲以上を除くと、どこも1億曲前後で並びます。曲数では差がつきにくいので、聴きたいアーティストが配信されているかは、無料プランや無料体験のうちに検索して確かめるのが近道です。自作のプレイリストを作り込みたいなら、AWAは有料のSTANDARDで1,000曲まで収録・公開でき、無料のFREEでは収録200曲・公開8曲までに限られます。
Amazon Music Unlimitedは、プライム会員特典に含まれる無料の「Amazon Music Prime」とは別の有料サービスです。プライム会員なら個人プランが月1,080円になり、非会員より100円安く済みます。
dヒッツ(月330円から)は曲を選んで聴く形式ではなく、用意されたプレイリストを流し聴きする別種のサービスなので、この表には入れていません。
音質
音質で選ぶなら、ロスレス・ハイレゾ・空間オーディオの3つがそろって案内されているAmazon Music Unlimitedが第一候補です。
| サービス | ロスレス | ハイレゾ | 空間オーディオ |
|---|---|---|---|
| Spotify | 対応(Standard) | — | — |
| Apple Music | 対応 | — | 対応 |
| Amazon Music Unlimited | 対応 | 対応(Ultra HD、数百万曲) | 対応(Dolby Atmos・360 Reality Audio) |
| LINE MUSIC | なし(最大320kbps) | — | — |
| 楽天ミュージック | なし(最大320kbps) | — | — |
表の「—」は当サイトで対応状況を確かめられていない項目なので、気になる方は公式の案内を見てください。
Apple Musicもロスレスと空間オーディオには追加料金なしで対応しますが、月1,180円で、Amazonのプライム会員価格より100円高くなります。Spotifyは月1,080円のStandardでロスレスに対応しています。
空間オーディオを聴くには、対応するヘッドフォンやスピーカーが要ります。Amazonのワンデバイスプラン(月680円)では、HD・Ultra HD・空間オーディオのどれも使えません。

無料プランの制限
無料プランは各社で千差万別です。出費ゼロで音楽を聴く場合、広告の挿入やシャッフル再生、再生時間の上限といった制約を事前に知っておかないと、日常の利用で不満を抱える結果になりかねません。
| サービス | 無料プランの名称 | 主な機能制限 | 再生仕様 |
|---|---|---|---|
| Spotify | Freeプラン | 広告あり、曲順選択不可 | シャッフル再生のみ |
| YouTube Music | 無料プラン | 広告あり、画面消灯時再生不可 | バックグラウンド再生やオフライン保存は非対応 |
| LINE MUSIC | フリー | 全楽曲30秒までの制限 | 楽曲冒頭30秒の試聴のみ |
| AWA | FREEプラン | 広告なし、月20時間の上限 | サビを中心とした90秒ハイライト再生 |
無料で幅広い曲に触れたいならSpotifyのFreeプランが有力な選択肢。広告が入り、聴きたい曲を選んで再生することもできませんが、無料のままでも1億曲以上にアクセスできます。一方、YouTube Musicの無料プランは画面を消すと再生が停止するため、移動中の試聴には不向きです。
広告の中断を嫌うならAWAのFREEプランが有力な候補。月20時間の再生上限と90秒のハイライト再生という制約を受け入れる代わりに広告は一切流れないため、短時間の試聴に最適です。
楽天モバイル契約者などは、月額0円の楽天ミュージックのバンドルプランで30日ごとに10時間まで聴けます(対象の楽天会員ランクやカード契約者は5時間)。なお、Apple MusicやAmazon Music Unlimitedには常設の無料プランがないため、体験終了後は有料契約か利用停止の二者択一です。
アプリで登録すると毎月100円損する
スマホアプリから登録すると手数料が上乗せされ、毎月100円高く請求される代表例が2社存在します。
| サービス・プラン | Web申込(月額) | アプリ内決済(月額) | 年間差額・特典の違い |
|---|---|---|---|
| LINE MUSIC(一般) | 980円(LINE STORE) | 1,080円(アプリ内課金) | Web申込が年間1,200円安価 |
| LINE MUSIC(学生) | 480円(LINE STORE) | 580円(アプリ内課金) | Web申込が年間1,200円安価 |
| AWA(一般) | 980円(公式サイト) | 1,080円(ストア決済) | 公式サイト決済が年間1,200円安価 |
| AWA(学生) | 480円(公式サイト) | 公表なし | アプリ決済の価格は公表されず差額は不明 |
| 楽天ミュージック(スタンダード) | 980円(Web申込) | 980円(アプリ内課金) | 月額差なし、初回1ヶ月無料はアプリ内課金限定 |
月100円の差は、1年で1,200円になります。申し込みは原則としてWeb(公式サイトやLINE STORE)から行い、アプリを使うのは次の2つだけと考えてください。
- LINE MUSICのファミリープランは、アプリからしか登録できません。
- 楽天ミュージックは月額がWebもアプリも980円で、初回1ヶ月無料はアプリ内課金に限られます。
学割
学生プランの最安値は月額480円で、一般料金の半額以下です。ただ、選ぶ決め手は値段よりも、対象になる学校種別・年齢と、使える年数のほうでしょう。
| サービス | 学割(月額) | 対象条件 | 利用可能期間 |
|---|---|---|---|
| Spotify | 580円 | 要学生認証 | 非公表 |
| YouTube Music | 580円 | 要学生認証 | 最長4年間(毎年要再確認) |
| Apple Music | 680円 | 大学・高等専門学校・専門学校 | 在学中かつ最長4年間 |
| Amazon Music Unlimited | 580円 | SheerIDによる在学認証 | 入学から最長4年間 |
| LINE MUSIC | 480円(LINE STORE)/580円(アプリ決済) | 小学生以上(要学生認証) | 非公表 |
| AWA | 480円(公式サイト決済) | 中学生以上 | 非公表 |
| 楽天ミュージック | 480円 | 15〜25歳(楽天学割メンバー) | 最大6年間 |
| dヒッツ | なし | — | 学割プランの提供なし |
高校生が申し込めるのは、中学生以上のAWA、小学生以上のLINE MUSIC、15〜25歳の楽天学割メンバーが対象の楽天ミュージックで、いずれも月額480円です(LINE MUSICはLINE STORE決済の場合)。Apple Musicの月額680円は、大学や高専などの在学生に限られます。
長く使うなら、最大6年間使える楽天ミュージックが有利です。YouTube Music・Amazon Music Unlimited・Apple Musicの学割は、最長4年間で終わります。

複数人プラン
全員が一般の個人プランなら、2人はDuo、3人以上はファミリーを選ぶと安くなります。学割の対象者がいる世帯は、各人の料金の合計と比べてください。
| サービス | プラン名 | 月額料金 | 対象人数・上限 | 1人あたりの負担・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Spotify | Premium Duo | 1,480円 | 2人 | 個人2契約より月680円お得(Familyは月1,880円で最大6人) |
| YouTube Music | ファミリー | 1,680円 | 最大6人(同世帯5人追加) | 6人利用なら1人あたり月額280円 |
| Apple Music | ファミリー | 1,980円 | 最大6人 | ファミリー共有で契約者を含め6人まで利用 |
| Amazon Music Unlimited | ファミリープラン | 1,980円 | 最大6人 | 最大6台での同時再生に対応、プライム年額19,800円あり |
| LINE MUSIC | ファミリープラン | 1,680円 | 最大6人 | アプリからのみ登録可能、年額16,800円あり |
2人ならSpotifyのPremium Duoが候補です。3人以上なら、月額1,680円で最大6人まで使えるYouTube MusicかLINE MUSICのファミリーが安く収まります。SpotifyのDuo・Family、Apple Musicのファミリー、Amazon Music Unlimitedのファミリーは、メンバーごとにおすすめが分かれるので、好みの違う家族でも使いやすいはずです。
1年続ける前提なら、LINE MUSICとAmazon Music Unlimited(プライム会員限定)のファミリーは年払いを選べ、どちらも月払いを12ヶ月続けるより2ヶ月分安くなります。
プレイリスト型のdヒッツ
dヒッツは、4万以上のテーマ別プレイリストを番組のように流し聴きするサービスです。料金は月330円からで、月690円の標準コースにすると、毎月10曲を選んでフル再生できるmyヒッツが付きます。特定の曲を狙って聴く使い方には向きませんが、曲選びを任せてBGMのように流したい人には手頃な選択肢です。
目的別の着地点
音楽サブスク選びは、自分が使う機器と求める音質の上限で決まります。出費ゼロで使用感を確かめたいならSpotifyのFreeプランが出発点。シャッフル再生が中心とはいえ、お金をかけずに1億曲以上から聴けるのは魅力でしょう。
音質と価格の安さを両立するならAmazon Music Unlimitedが筆頭格。iPhone中心で使うなら、月額1,180円のApple Musicも候補になります。
動画もまとめて楽しむなら1タップで映像に切り替えられるYouTube Musicが向いています。このほか学生なら、対象年齢の広いLINE MUSIC(LINE STORE決済)やAWAの月額480円が負担を減らせるはず。在学期間が長いなら最大6年間適用される楽天ミュージックが有力でしょう。曲を選ばずに流し聴きしたいなら、dヒッツがおすすめです。