料金の全体像

主要4社の料金は、月額¥725のGoogle AI Plusから¥32,000のGoogle AI Ultra 20xまで、44倍を超える開きがあります。Google AI プランはGeminiの有料プランで、Geminiの利用枠を広げるAI機能とGoogle Oneのストレージがセットになっています。

ClaudeとPerplexityは米ドル建てなので、為替しだいで毎月の支払額が変わります。

サービス 主な有料プラン 最上位プラン 請求通貨・更新周期
ChatGPT Go(月額¥1,400)/Plus(月額¥3,000) Pro(月額¥16,800から) 日本円建て(月次自動更新)
Claude Pro(月払い$22/年間一括$220) Max($110/月から) 米ドル建て(10%の日本の消費税込み)
Google AI プラン Google AI Plus(月額¥725)/Pro(月額¥2,900) Ultra 5x(¥14,500)/20x(¥32,000) 日本円建て(月次自動更新)
Perplexity Pro(年額請求時$17/月相当) Max(月払い$200/年額一括$2,000) 米ドル建て(ウェブ版年額請求あり)

Perplexity Proの$17は、年額一括で払ったときの1か月あたりの金額です。月払いの料金ではないので、契約周期と合わせて見てください。

安く始めるなら、候補は次の2つです。

  • Google AI Plus(月額¥725)は4社で唯一の月1,000円未満のプランで、400GBストレージとGeminiの利用枠2倍が付きます。
  • ChatGPT Go(月額¥1,400)は上限が広がる代わりに、広告が表示される場合があります。

広告を気にせず作業したいなら、月額¥3,000のChatGPT Plusを選ぶのが確実でしょう。

ノートパソコンとマグカップが置かれた明るい机の上

無料プラン

常設の無料枠があるのはChatGPT・Claude・Perplexityの3社。Google AI プランにAI専用の無料プランはなく、Google Oneの15GBストレージがあるだけです。

回答の質や得意分野は、各社の公表情報からは比べられません。3社に同じ質問を投げ、自分の用途で見比べるのが手堅いでしょう。

サービス 無料プランの名称 利用できる主な機能 制限事項・仕様
ChatGPT 無料プラン GPT-5.6 Lunaでのテキスト対話 テキスト対話は無制限、その他機能は上限付き
Claude Free($0) ウェブ検索・ファイル作成とコード実行・会話をまたいだメモリ 上限は非公表
Google AI プラン なし Google Oneの無料15GBストレージのみ AIに特化した常設の無料プランは用意されていない
Perplexity Standard(無料・$0) 基本的な検索機能 基本的な検索は実質無制限、Pro Searchは1日3回まで
  • 日常の相談や文章の壁打ちが中心なら、ChatGPTの無料プランで間に合うはずです。
  • ファイル作成やコード実行まで試したいならClaudeの無料プランが候補ですが、足りるかは使ってみるまで分かりません。
  • 詳しい検索(Pro Search)を1日に何度も使う人には、Perplexityの無料枠では足りないでしょう。

中位プラン

月額¥3,000前後の中位プランには、各社が実務向けの機能を集めていて、どれが向くかは使い道で分かれます。

サービス プラン名と月額目安 プランに明記された中核機能 実務向け専用ツール・独自特典
ChatGPT Plus(月額¥3,000) GPT-5.6の高度なリーズニングモデル deep research拡張・カスタムGPT・Codex上限拡大・プロジェクト
Claude Pro(月払い$22/年払い月額$18相当) Researchへのアクセス Claude Code(コーディング)・Cowork(共同作業)・Design(デザイン生成)・Science(研究支援)
Google AI プラン Google AI Pro(月額¥2,900) Geminiの利用枠4倍 5TBストレージを家族最大5人で共有・YouTube Premium Lite・$10 Cloud枠
Perplexity Pro(年額時$17/月相当) GPT-5.2・Claude Sonnet 4.6・Gemini 3.1 Pro・自社モデルSonarを切り替え Perplexity Computer(ファイルやアプリの作成)・4,000ボーナスクレジット
  • Claude Proは、コーディングやデザイン生成、研究支援の専用ツールをまとめて使いたい人に合います。
  • ChatGPT Plusは、円建ての月払いで支払額を固定したい人の候補です。
  • Google AI Proは、5TBのストレージを家族最大5人で分け合いたい人向けです。
  • 調べ物はChatGPT Plusのdeep researchやClaude ProのResearchでも進められ、Perplexity Proは引用元を確かめたい人向けです。

Claude ProとChatGPT Plusで迷うなら、見るべき違いは次の2点です。

  • プロジェクトの本数は、Claude Proが無制限と明記しているのに対し、ChatGPT Plusは公表していません。
  • Claude Proはコード以外の専用ツールも含み、ChatGPT Plusで広がるのはCodexの上限とカスタムGPTです。

コードだけならCodexのあるChatGPT Plusで足ります。CoworkやDesign、Scienceまで使う予定がなければ、Claude Proの道具は持て余すかもしれません。

机の上でノートに手書きのメモを取っている手元

最上位プラン

最上位プランで広がるのは、主に利用量。

  • ChatGPT Pro・Claude Max・Google AI Ultraは、5倍または20倍の利用量を選べます。
  • Perplexity Maxは、ファイル・アプリ作成の上限拡大が中心です。
  • ChatGPT ProのGPT-6 AstraによるPro推論と、Google AI Ultra 20xのProject Genieは、下位プランに無い機能です。

1日に何十回もコード生成や長文解析を回すのでなければ、通常プランで上限に当たってから考えても間に合うでしょう。

年額払い

年額プランがあるのはClaudeとPerplexityの2社だけ。ChatGPTとGoogle AIは月払いのみです。損益分岐点(年額÷月払い月額)は次のとおりです。

  • Claude Proは$220÷$22で、10ヶ月です。
  • Perplexity Maxは$2,000÷$200で、こちらも10ヶ月です(年額はウェブ版でのみ選べます)。

どちらも11ヶ月使えば、年額のほうが総額を抑えられます。

解約と返金

4社とも最低契約期間はなく、途中で解約しても請求期間の終わりまでは有料機能を使えます。解約はChatGPT・Claude・Perplexityがアカウント設定ページから、Google AIはGoogle Oneの管理画面から進めます。

返金の扱いは社ごとに違います。

  • Perplexityは、月額なら購入後24時間以内、年額なら48時間以内の申し出が返金の条件です。
  • Google AIは原則返金されず、購入済みの容量を請求期間の終わりまで使えます。
  • Claudeは、支払い済みの料金が原則返金されません。
  • ChatGPTの返金条件は、公式の案内で確かめてください。

年額を選ぶときほど、この差が効いてきます。原則返金の無いClaudeと、48時間を過ぎたPerplexityでは、年額を途中で解約しても残りの期間分は戻りません。

学割

学割があるのはGoogle AIとPerplexityで、Google AI Plusは学生なら1年間無料、PerplexityのEducation Pro(月額$10)はSheerIDの認証で使えます。ChatGPTとClaudeは、学生も通常料金です。

選び方

  • コード・デザイン・研究支援の専用ツールを1つの契約で揃えたいなら、Claude Proを選びましょう。
  • 円建ての月払いで手堅く始めたいなら、ChatGPT Plus(月額¥3,000)が候補です。
  • Googleのストレージも使いたいなら、5TBを家族最大5人で分け合えるGoogle AI Pro(月額¥2,900)が向いています。
  • 回答の出典を確かめたいなら、Perplexity Proも選べます。
  • 学生なら、Google AI Plusの1年間無料かPerplexityのEducation Pro(月額$10)から入れます。

決めきれないときは、ChatGPT・Claude・Perplexityの無料枠で同じ質問を投げ、上限に当たる頻度と答え方の違いを見てから有料に進みましょう。